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三好達治のエッセイによせて
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山雑誌「岳人」にて、挿絵の連載を始めてしばらくになります。
1年続くかなと不安もありましたが、もうちょっとで1年かな。
毎月送られてくる原稿を何度も読み、相応しい挿絵を考えます。

近代文学者たちが書いた”山に関わる”エッセイや短編の原稿を読んでいると、「ん?」と思うことが多々あります。地名や、道具の名前など、サラッと間違ったことが書かれていたりする。「文脈から考えると、そこから○○岳がみえるわけないよなあ」とか、「富士川をフネで下るなら、使ったのは櫂じゃなくて竿じゃないかな(原文は「櫂を漕いで、、」とあり)」など。でもそれが底本どおりなのです。

ただ、絵にするとなるとちょっと困る。原稿通りにとらえるべきか、密かに真実を盛り込むべきか、大体の人にはバレない小さな葛藤。
でも結局、切り絵にしてしまうと、私の絵柄もありますが、なんとなくまあ、おさまるもので。

切り絵というのはいいものです。

「山の文学アンソロジー」まだまだ続きます。ぜひご覧ください。
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べっしゃり雪のラッセルでした。アポロチョコみたいなお山でした。
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